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「いつまで、どこまで頑張れがいいか分かりません!?」  ビジョンは本当に必要ですか?

更新日:2021年8月29日




 皆さま、こんにちは!チームビルディングコンサルタントの蛯原健治です。        

 東京オリンピックでバスケットボール女子が銀メダルを取りました!おめでとうございます!私も試合を見ていて、興奮と涙腺崩壊で顔がくしゃくしゃになりながら、準々決勝、決勝を見ていました。

 日本女子バスケットボール・ホーブスヘッドコーチは、就任するときに「オリンピックの決勝でアメリカを倒して金メダルを取る!」と言ったそうです。そして言い続けました。結果は、決勝でアメリカと対戦し、銀メダルでした。惜しかったです。

 しかし、銀メダルが獲得できたのは、100とも200とも言われる戦術を憶えるだけでなく、戦術を正しく実行できているかを徹底的に練習したからだそうです。

 私の考えですが、それは、オリンピックの舞台において決勝でアメリカに勝ち金メダルをとるというビジョンがあったからこそ、選手が猛練習に耐えることができたのだと思います。


「いつまでどこまで頑張れがいいか分かりません。」

 ある組織で社員面談をしていた時に言われた言葉です。

とても業績が良い会社です。年間方針・計画を社員で話し合い決めていきます。それをいろんな関係者に発表するという、それはそれは素晴らしい会社です。

 その会社の社員からできた言葉が冒頭の言葉です。

 毎年、毎年、前年を上回る目標を掲げて達成できて満足する一方、これをいつまで続ければ良いのか先が見えなくなっているとのことでした。先が見えないとモチベションが上がらないときが出てきます。


 ビジョンとは、将来の姿であり、具体的に将来の姿を組織のメンバーが見える状態になっていることが重要です。「Vision : 見ること」です。

 そして、ビジョンの価値とは、社員みんなで目指せる「共通の行き先」を示すことで。いまやっている仕事とビジョンが繋がり、大きな成果を生むことが可能になることです。ビジョンのある、ないでは仕事の成果に大きな差が出てきます。今のこの仕事が、結果的にどこに辿り着くのかをイメージできているか否かは、成果に大きな違いが出てきます。人間は、先が見えないと頑張れなくなってしまうからです。

 実は、ビジョンがある会社とない会社では、一人ひとりの仕事や組織のあり方に大きな違いがでてきます。ビジョンが存在しないと組織は存在意義や大目的を見失いやすくなるため、特に長期的なお客様との関係性を考えなくなっていきます。しっかりとしたビジョンがあると、組織は柔軟に変化し企業はどんどん発展していきます。


 例えば、経営理念と単年度数値目標がある会社の場合、ある程度は上手くいくと思います。しかし、限界がでてくると考えらます。 

 経営理念も大切で企業の存在理由を明確にしているので重要ですが、目指す姿としては遠すぎると私は考えます。数十年かけて達成していくものと考えると社員には遠すぎます。

 単年の年間数値目標ではだめか、日々の業務には向き合いますが、目線が近いところに向いて長期(ここでは、3年から5年)に目が向きません。すぐに結果がでない施策をやろうとしなくなります。


 ですから組織にとってビジョンはとても大切と私は考えます。

当研究所では組織づくりに入る前にビジョンを確認し、なかったり古かったりした場合は再度作り直すことをお勧めしています。

 愉しくビジョンを組織全体で考えることができるワークショップを準備しています。

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